肩が痛い!上がらない! そんな症状になる前に ~四十肩・五十肩の予防~
皆さん、「四十肩・五十肩」という言葉をよく耳にしますよね?
症状としては、肩が痛くて洗濯物が干せない・腕が上がらず高い所の物が取れない…
患者様の多くがこのような症状を訴えます。
四十肩・五十肩は名前の通り、40歳~50歳以降の中高年の方に多い肩関節の疾患です。
専門的な用語では<肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)>と言います。
原因は様々で、関節内部の組織・肩関節を構成する筋肉などの問題に加え、
肩回りの柔軟性の低下などによって引き起こされるとされています。
今は問題なく動かせていても、長時間同じ姿勢(特にデスクワーク)を取っている方、
肩こりが激しい方などはリスクが高いです!
最近では、スマートフォンを長時間見ている方も要注意!
原因は身近なところに潜んでいます。
そんな身近な疾患ですが、予防する方法はいくつかあります。
【予防で特に大事なポイントとは3つ!】
①普段からの姿勢に気をつける
→先程も言いましたが、肩を痛めないためには良い姿勢を保つことが一番大切です!
普段から猫背のように丸まった姿勢でいると、血流などが悪くなり、肩甲骨周り・首・胸部の筋肉が
凝り固まってしまいます。その時に無理やり腕をあげようとすると肩を痛めてしまいます。
そのため、普段の姿勢に気をつけ、適度にマッサージをしてあげるなどして予防をしましょう!
②適度なストレッチ&運動習慣
→①で姿勢が大切と言いましたが、姿勢を良くしているだけでは×です。
筋肉などをほぐし、柔軟な身体をつくることも必要です!
そのためには、運動やストレッチをすることも必要になってきます。
③肩の保温
→肩を冷やすことは痛めてしまうリスクを高めてしまいます。
今の時期、エアコンには注意です!
直接エアコンの風が当たるようなところで過ごすことは避けましょう。
冷やしてしまった時には、暖かいタオルや肩を温めるグッズ等で保温してあげましょう。
まずは、ご自身で出来そうなものから取り組んでみてください!