デイケア通信復活? 準備運動について
初年度2018年に数回通所のお便りとして発刊したデイケア通信でしたが、なかなか続かず、、、でした。
それでも、2020年COVID19の緊急事態宣言下に、利用者様へのご自宅での自主トレのご案内目的で数回発行し、体操のご案内をさせていただきました。
今回ホームページ上で、定期的に通所リハビリの活動についてお知らせする機会を頂きました。よろしくお願いいたします。
当院通所リハビリは、リハビリ助手さんにもお手伝いしていただいておりますが、理学療法士、作業療法士が主体で運営しております。
メニューも療法士の視点で、準備運動から、グループでの運動指導、マシントレーニングを提供させていただいております。
その内容について、少しずつお届けできればと思います。
初回は準備運動について
安全に、効果的になるべく全身を動かしていただくために、座位でウォーキングポールを使って準備運動を行っています。
その要素は3つあり、それらに注意しながら、療法士(スタッフ)が動きをご指導します。
1、適切な関節運動~四肢はもちろん、胸郭から体幹部まで動かす
2、有酸素運動~呼吸を意識しながら、まさにウォーム・アップ
3、四肢体幹のストレッチ~ストレッチ効果を実感していただける工夫
それだけで実は40分程度のプログラムになりうる内容ですが、20分程度に凝縮して利用者様に運動していただきます。プラスαで、脳トレ要素の含んだ運動もご指導しています。
また、使用しているウォーキングポールにも特徴があります。
使用するウォーキングポールを“R9”と呼ばせていただいていますが、R9-Stick(あーる・きゅう・すてっき)を使用しています。
ポールでの歩行時に手首への負担や無駄な肘関節の動きを減らし、疲れにくく歩くために理学療法士が開発したウォーキングポールです。シャフトの下の方がくの字に曲がっているのが特徴で、支持基底面を広くすることが出来るユニークなポールです。通所では立位での運動にも使用しています。ポールウォーキング(ここではあえてノルディックでなく)のお話は別の機会にさせていただきます。
次回より、通所の運動についてお話ししていきます。よろしくお願いいたします。